みらいいの無料セミナーは怪しい?実際に小学生と行ってきたプログラミング体験の口コミと評判

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 ある日、小学生の息子が学校から「ゲームプログラミング&おしごと体験ワークショップ」(みらいの学びフェスティバル政策委員会主催)と書かれたチラシを持って帰ってきました。

科学漫画「サバイバル」とのコラボイベントとあって、息子の目はキラキラ。しかし、内容をよく見ると、おしごとを体験できるゲームをクリアしよう~となっているのですが

保護者は別室でお金の基本と資産形成セミナーにご参加ください(無料)

とかいてあるんですね。

「えっ?子どもがプログラミング体験しているところを見られないの?」

「資産形成セミナーって、もしかして怪しい勧誘があるんじゃないの?」

そんな不安が頭をよぎり、「詐欺ではないか?」とまで考えてしまいました。

同じような不安を抱えている方は少なくないはず。

そこで、今回は実際に「みらいいのイベント」に参加し、その体験を基に口コミと評判をまとめてみました。みらいいのイベントに興味はあるけれど、怪しいものではないかと心配している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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みらいいの無料セミナーイベントは怪しい?結論から言うと

結論から言うと、「みらいいのイベント」自体は決して怪しいものではありませんでした。子ども向けのプログラミング体験やおしごと体験ワークショップは非常に質の高いもので、子どもたちは夢中になっていました。

保護者向けの資産形成セミナーも、特定の金融商品を強く勧誘するようなものはなく、新NISAや貯蓄の方法といった一般的なお金の知識や資産形成の重要性について学びました。

なぜNISAは早い内から始めたほうが良いのか、お金を貯めるにはどういった計画をたてたら良いのか、などとてもためになる話でした。

私もYoutubeなどで金融リテラシーを身に着けている方だと自負しているのですが、セミナーの内容に嘘偽りはなく、日常生活を送るうえで必要不可欠な知識だと思いました。

保険や特定の金融商品へ誘導するようなトークもありませんでした。

最後の最後に、FPの無料相談会への案内はありましたが、参加は自由でしつこい勧誘などは一切ありませんでした。実際私は相談会は不要と思ったので「不参加」にチェックしてアンケートを提出しました。

私が参加したのは「みらいの学びフェスティバル」というイベントで、主催は「みらいの学びフェスティバル政策委員会」となっていました。

この委員会には、教育関係の企業や団体が複数名を連ねているようです。

後援もイベントが開かれる市町村の教育委員会であったり、学校でチラシが配られることからみても安心できる団体のようです。

みらいいイベント 無料セミナーと小学生のプログラミング体験の実際の流れ

私が参加した「みらいいワークショップ」は、以下のような流れで進行しました。

  1. 受付と案内: 会場に到着すると、スタッフの方々がスムーズに案内してくれました。子どもはゲームプログラミングワークショップ会場へ、保護者は別室のセミナー会場へと分かれます。
  2. 子ども向けおしごと体験ワークショップ: 子どもたちは、タブレットを使ったゲームプログラミングに挑戦します。専門の講師が4人おり丁寧に教えてくれるため、プログラミング未経験の子でも問題なく参加できるようです。実際うちの息子もプログラミング経験ゼロですが楽しんでいたようです。科学漫画「サバイバル」とのコラボということもあり、キャラクターが登場したり、ゲームをクリアする達成感が得られるような工夫がされていました。約90分、集中して取り組めていました。
  3. 保護者向け資産形成セミナー: 保護者向けの「お金の基本と資産形成セミナー」は、専門のファイナンシャルプランナー(FP)が登壇し、家計管理、教育費、老後資金、NISAやiDeCoといった資産運用について、日常生活を送る上で知らなければならない正しいお金の知識を基礎から分かりやすく説明してくれました。質疑応答の時間も設けられていました。
  4. 体験報告とアンケート: ワークショップ終了後、アンケート記入の時間があり、イベントの感想や今後の情報提供の希望などを記入します。ここで、FPの無料個別相談会の案内もありましたが、参加は任意です。その後、子どもたちはプログラミングゲームで獲得したカードを保護者に見せにきました。子どもたちの嬉しそうな顔を見ることができ、親としては安心しました。
  5. 解散: アンケート記入後、自由解散となります。

全体として、非常にスムーズに進行し、子どもも大人も有意義な時間を過ごすことができました。

特に子ども向けのワークショップは、単なるゲームプログラミングだけでなく、おしごと体験という要素が組み込まれており、将来について考えるきっかけにもなったようです。

ワークショップコレクション」という、様々なワークショップを集めたイベントも、みらいいに関連する団体が開催しているようです。

福岡、山口、大阪など、全国各地で開催されているようなので、お住まいの地域で開催されていないか調べてみるのも良いかもしれません。

なぜ無料なの?資金源はどこからきているのか?

ここまで読んで、「なぜこんなに充実した内容のイベントが無料なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。私もそうでした。この点についても、セミナーの中で説明がありました。

このイベントは、子どもたちの将来を考えるきっかけを提供する教育イベントであると同時に、保護者向けの資産形成セミナーを通じて、ファイナンシャルプランナーや金融機関が潜在的な顧客との接点を作る場でもあるとのことでした。

具体的な資金源としては、主に以下の点が挙げられます。

  • 協賛企業からの資金: セミナーに登壇するファイナンシャルプランナーが所属する保険会社(今回では「ほけんの窓口」)や証券会社などの金融機関、あるいは教育関連企業が、イベントの協賛という形で資金を提供していると考えられます。これらの企業は、セミナーを通じて自社のサービスや商品を知ってもらい、将来的な顧客獲得に繋げることを目的としています。
  • 教育機関や地方自治体との連携: 場合によっては、地域の教育委員会や地方自治体が、子どもたちの教育機会の提供としてイベントを後援しているケースもあります。今回は私の市町村の教育委員会が後援をしていました。
  • みらいいアカデミアへの誘導: 今回行ったプログラミングゲームはみらいいが提供している「みらいいアカデミア」で続きができるそうです。無料のワークショップを通じて興味を持った参加者が、有料のみらいいアカデミアに入会することで、収益を得る仕組みになっていると推測されます。
  • 証券会社からのマージン: ファイナンシャルプランナーによる無料相談の中で証券口座を開いたり保険の契約をするとその一部がマージンとして収益となります。顧客である私たちには一切損失はありません。

無料イベントは企業や団体にとってのマーケティング活動の一環であり、将来的な顧客獲得のための投資であると言えます。このような資金源のルートを理解していれば、「怪しい」と感じることも少なくなるかもしれません。

まとめ:みらいいのイベントは子どもの学びと親の知識を深める良い機会!

私が実際に参加してみて、「みらいいセミナー怪しい」という当初の不安は解消されました。

子どもたちは最先端のプログラミングに触れ、楽しく「おしごと体験」をすることができました。

親としては普段なかなか学ぶ機会のないお金の知識や資産形成について専門家から基礎的な情報を得ることができ非常に有意義な時間でした。

もし、みなさんのお子さんが「みらいの学びフェスティバル」のプリントを持って帰ってきたら、前向きに検討してみてもよいと思います。

子どもにとって新しい発見と学びの機会となり、保護者にとってもお金の知識を深める良いきっかけになるかと思います。

私は今回のようなみらいいのプログラミングゲームや資産形成セミナーは子どもにも大人にもとても良い取り組みだと思いました。

今後もみらいいにはイベントを継続してやってもらいたいと思っています。

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