こんにちは、ナベトモです。
アニメ映画「この世界の片隅に」は10代の主婦である主人公のすずとその家族が過ごした戦時中の日常を描いたこうの史代による漫画作品が原作となっています。
それを片渕須直監督が6年という製作期間を経て映画化したものです。
アニメ映画の作成には2億円が必要と言われていますが、今回の「この世界の片隅に」の復興収入はなんと27億円(2018年時点)です!
しかも世界中に翻訳されて映画館で放映され、チケットは即完売となっています。
ほんわかしたタッチの絵柄と裏腹に日本の第二次世界大戦中のリアルな日常を描いたシリアスな内容になっています。
日本のアニメ技術を用いて世界に日本の歴史について知ってもらうのはなんとも嬉しいことです。
8月9日長崎に原爆が投下された日ですが、2020年の8月9日に「この世界の片隅に」がNHKでテレビ放送されました。
このセンシティブなアニメ映画が海外の人たち、特にアメリカ人にはどう映るのか興味があります。
そこで今回は海外の方々の感想を一部抜粋してご紹介したいと思います。
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この世界の片隅にの海外の反応
ではさっそく「この世界の片隅に」のアニメ映画を観た海外の方々のコメントを一部ご紹介したいと思います。
アメリカ人
「私は74歳です。『戦争は地獄』であり、これは私たちがまだ学ぶ必要がある歴史のレッスンです。」
アメリカ人
「この映画はとても素晴らしくて美しくて悲しく、いくつかの場面で涙を流していました。また、第二次世界大戦の直前と最中(少し後)の日本での生活をよく知ることができる点も気に入っています。」
イギリス人
「素晴らしい作品!当時の日本の家庭生活について知ることができとても興味深い!超オススメです!」
ドイツ人
「運命に翻弄される無力な人々の絶望と葛藤を正確に描写している最高級の反戦映画です。終戦を早めた広島と長崎への原爆投下が道徳的にどう解釈されるか考えなければならない。」
イギリス人
「これは素晴らしい映画です!近いうちにまたこの映画をみるつもりです。」
イギリス人
「私は映画館での上映中にたくさん泣きましたし、家でも同じくらい泣きました。アートスタイルは見事で、キャラクターの描写は親しみやすく、心に刺さります。幸せな映画ではありませんが、私が本当に共感した映画です。少なくとも一度は観ることを強くお勧めします。」
イギリス人
「驚くべき感動的なアニメ。これまでで最高のアニメーションに1つ」
中国人
「絵が綺麗です。ストーリーの進みは少し遅いですが、退屈ではありません。全体として、これは良い映画です。」
アメリカ人
「この映画を教訓として、戦争の恐怖だけでなく、戦争というものが風化していくことも恐れる必要があります。」
アメリカ人
「非常にすばらしい。DVDは買わないつもりでしたが、映画館でこの世界の片隅にをみて我慢ができなかったので結局入手してしました。とても感動しました。」
フランス人
「戦時中の庶民の暮らしではどんなことが起こっていたのか知ることができてとても感慨深い気持ちになりました。希望を失わず前進しようとする姿には心を打たれました。」
とまぁ、、、
総じて、高評価な感想がほとんどでした。
特に戦争について考えさせられたと言ってもらえたことは、「この世界の片隅に」のアニメにとって成功と言えるのではないでしょうか?
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この世界の片隅にの英語版のDVDはある?
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これを機に世界中の知り合い・友人に日本の戦時中の日常について知ってもらいたいという方はDVDを送ってあげてみてはどうでしょうか?
フランス語版 『Dans un recoin de ce monde』
スペイン語版 『En Este Rincón Del Mundo』
ドイツ語版 『In this corner of the world』
イタリア語版 『In questo Angolo di Mondo』
英語版
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フランス語
スペイン語
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ドイツ語
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イタリア語
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この世界の片隅にの海外の反応まとめ
今回はアニメ映画「この世界の片隅に」の海外の反応についてご紹介いたしました。
海外でも高評価が多かったのは日本人にとっても嬉しいことです。これを機に多くの方が戦時中の日本の生活について知り、戦争について改めて考え直す機会が得られたらなと思います。
お知り合いの外国人がいらっしゃったらぜひDVDなどをおススメしてみてはいかがでしょうか?
以上、ナベトモでした。
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