【鍾乳洞】日本三大鍾乳洞とは?どこ?あぶくま洞は日本六大鍾乳洞!?

鍾乳洞
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ナベトモ
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こんにちは。旅する主夫ブロガーナベトモ(@nabetomo13)です。
今回は鍾乳洞について記事を書きました。読み方もつけてみました。

日本には400以上の鍾乳洞があり、その中でも「日本三大鍾乳洞」と呼ばれているものがあります。

それが、 秋芳洞(あきよしどう)龍泉洞(りゅうせんどう)龍河洞(りゅうがどう) です。

日本三大鍾乳洞
・秋芳洞(あきよしどう)
・龍泉洞(りゅうせんどう)
・龍河洞(りゅうがどう)

ほかにも「日本六大鍾乳洞」というのもあり、上の日本三大鍾乳洞にさらに3つの鍾乳洞が加わります。

それが、あぶくま洞球泉洞(きゅうせんどう)玉泉洞(ぎょくせんどう)です。

日本六大鍾乳洞
・あぶくま洞
・球泉洞(きゅうせんどう)
・玉泉洞(ぎょくせんどう)

私はなぜかあぶくま洞が日本三大鍾乳洞の一つだとずっと思っていました。

「なんじゃこりゃ~」と驚くような自然の芸術の数々を見せつけられてつい日本有数の鍾乳洞だと思い込んでいたのでしょう。

ナベトモ
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この記事では「日本三大鍾乳洞」と「日本六大鍾乳洞」の場所と概要についてざっくりと紹介していくよ。

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何を基準に日本三大鍾乳洞と決められたのか?

概要説明の前に、一体何を基準に日本三大鍾乳洞と名づけられたのか?

気になったので調べてみました。

しかし、なかなか情報が出てきません。

秋芳洞に関していえば
・総延長:10.7km(日本第2位)
・ホール(空間)の広さ :80m×175m×35m (日本第1位)
・地底湖のサイズ: 約15m×約60m×3m (日本第2位)
とどれをとっても日本最大規模であり、総合評価でランクインするのは分かります。

龍泉洞龍河洞に関してはどうでしょうか?

正直いって秋芳洞と比べると大して規模は大きくないように思います。

しかし、鍾乳洞の価値は規模だけではきっと計れないのでしょう。

例えば、
・アクセスがしやくて多くの人に見てもらいやすい
・洞窟内が美しい
・希少生物が生息している
など数字では計れない様々な価値があるのではないでしょうか。

龍泉洞なんかは、ライトブルーに輝く地底湖がとても美しくて感動的です。これは龍泉洞ならではの特徴であり、一度見れば確かに日本三大鍾乳洞と言っても過言ではないと感じると思います。

日本三大鍾乳洞はどこにあるの?

ここではざっくりと場所と簡単な説明を付け加えて紹介します。

日本三大鍾乳洞が一つ、秋芳洞!【特別天然記念物】

【秋芳洞】 山口県美祢市秋芳町秋吉3506-2

秋吉台国定公園の地下にある鍾乳洞で深い所は地下200mにまでおよぶ。洞内の気温は年間を通じて17℃で一定であり、夏は涼しく、冬は暖かくなっているのが特徴。総延長10.7kmのうちおよそ1kmほどが観光コースとなっている。中でも千畳敷(せんじょうじき)と呼ばれる巨大なホールは現存する鍾乳洞の中で第1位の広さを誇る。百枚皿と呼ばれる棚田構造をした畦石池(読み方:あぜいしいけ、別名リムストーンプール)も見所。

日本三大鍾乳洞が一つ、龍泉洞!【天然記念物】

【龍泉洞】 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉

現調査段階では総延長4,088mとされており、そのうち700mが観光可能となっている。気温は一年を通して10℃前後となっており、夏でも肌寒い。一番の特徴といえば青白く輝く地底湖だろう。同じ岩泉町内には総延長日本第1位の【安家洞】があるが、龍泉洞の美しさから「全国の観光地域からプロポーズにふさわしいロマンティックなスポット」として認められ「恋人の聖地」としても認定されている。

日本三大鍾乳洞が一つ、龍河洞!【国指定史跡天然記念物】

【龍河洞】 高知県香美市土佐山田町

総延長4kmのうち1kmほどが観光コースとなっている。気温は年間を通じて一定で入口付近で14℃前後。洞窟内はもう少し寒いだろう。約1億7500万年の歳月を得て現存している。弥生時代(紀元前10世紀~紀元3世紀)には10人ほどの人口が住んでいた跡があり、弥生土器が多数見つかっている。当時の壺が鍾乳洞と一体化した「神の壺」が2000年の時を経て垣間見える。まさに自然と人間の共同アート!

日本六大鍾乳洞はなに?どこにある?

次は日本六大鍾乳洞について場所と概要を紹介します。

日本六大鍾乳洞の一つ、あぶくま洞!月の世界へようこそ!

【あぶくま洞】 福島県田村市

阿武隈高原中部県立自然公園のカルスト台地である仙台平で8000万年かけて造形されたあぶくま洞は全長約3300mあり、そのうち720mほどが観光コースとなっている。気温は15℃前後で上層部は一年を通じて安定している。「月の世界」と名づけられた大きな石筍(せきじゅん)がカラフルにライトアップされているのが見所。洞窟内には絶滅危惧種のテングコウモリやサンショウウオが生息している。近隣に国天然記念物である「入水鍾乳洞」(いりみずしょうにゅうどう)と言うより危険で冒険家っぽい洞窟探索ができるところもある(ずぶ濡れ必須)。

日本六大鍾乳洞の一つ、球泉洞!焼酎が保管されているさすが熊本県!

【球泉洞】 熊本県球磨郡球磨村

九州最大の鍾乳洞で3億年前の海底隆起でできたとされている。全長は4800m(日本第6位)で、そのうち800mが観光コースとなっている。気温は年間を通じて16℃前後となっている。龍泉洞と同じく「恋人の聖地」に認定されている。球泉洞の「探検コース」道中にはハート型の石もみることができるとか。球泉洞内で熟成された球磨焼酎「球泉洞スピリアル」がお土産として入手可能。

日本六大鍾乳洞の一つ、玉泉洞! 【天然記念物】

【玉泉洞】 沖縄県南城市玉城字前川

およそ40万年前から造形されており、全長は5000m、うち890mが観光コースとなっている。洞窟内の気温は21℃で保たれている。現在は「おきなわワールド 文化王国」の施設の一部となっている。「黄金の盃」と呼ばれる器型の造形や、2万本もの鍾乳石(つららのようなもの)がある「槍天井」が見所。玉泉洞には100万本以上の鍾乳石があり日本最多となっている。

日本六大鍾乳洞というだけあって個性的な鍾乳洞がランクインされていますね。

いずれにせよ一つだけ言えることがあるとすれば、

どの鍾乳洞に行っても自然の造形美に感動すること間違いなし!ということ!

以上、ナベトモでした。
したらな!

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