こんにちは、ナベトモです。
私がバイク旅初日にたどり着いたのが尾瀬国立公園です。
多くの方が一度は訪れてみたいと思っているのではないでしょうか?
しかし尾瀬国立公園は総面積37,200ha、木道の全長は65kmと広大です。
とてもじゃないですが一日で見きるのは無理です。
ただっ広い草原の尾瀬ヶ原か幻想的な池や沼を堪能できる尾瀬沼のどちかを選んで行くのが吉です。
そこでこの記事では無理なく尾瀬を楽しむ方法をお伝えしていきたいと思いますが、私は関東圏の人間なので関東から行くおすすめコースをシェアしたいと思います。
尾瀬沼に行ってみたいけどどうやって行けばいいの?
のんびりハイキングするためにはどこに一泊したらいいの?テント泊も可能?
水芭蕉の時期はいつ?尾瀬のどこでみれるの?
以上の質問に一つでも持っている方はぜひこの記事を最後まで読んで参考にしていただきたいと思います。
安全に楽しい尾瀬をハイクしちゃいましょう。
ちなみに余談ですが、尾瀬国立公園内の特別保護地区(尾瀬ヶ原と尾瀬沼のほとんどの部分)の7割は東京電力さんの私有地なんだとか。
木道を作ったのも東京電力さんなんだとか。
全然関係ないようにも見えますが、立派な道を作っていただいて感謝です。
関東から行くなら大清水入口から尾瀬沼一周コースがおすすめ
まず、関東から行くのなら大清水入口からの出発が一番簡単かと思います。
そして大清水入口を選択するなら尾瀬沼一周コースがおすすめです。
なぜなら大清水入口から尾瀬ヶ原の端っこの「見晴」まで行こうとすれば5時間はかかります。
往復するだけでも10時間です。
仮に山小屋で一泊するにしても効率はあまりよろしくありません。
ですので初めて関東圏から行くという方の場合はまず尾瀬沼を堪能するのが良いかと思います。

駐車場へのアクセスや料金は?
<大清水駐車場の住所>
〒378-0411 群馬県利根郡片品村戸倉906−3
駐車場は一般車は500円/日、二輪車は無料となっています。
私は無料ということにラッキーと思っていたのですが、早い話バイクの駐車場がないというだけでした。
とりあえず休憩所の店員などに事情を話し店の裏に停めさせてもらいました。
セキュリティもなにもあったものじゃないので貴重品の所持はお忘れなく!
尾瀬沼を一周するのにかかる時間は2時間30分くらい
大清水入口から尾瀬沼までがこれまた遠くて、おおよそ2時間ほど歩きます。
自然豊かな場所なので歩くのも楽しかったのです、テント・寝袋・マット・キャンプ道具一式持って歩くのはさすがに大変で休み休み行く必要がありました。
尾瀬沼に着けば、尾瀬沼をぐるりと囲むように木道が続いていますので登山の経験などなくでも大丈夫です。
木道の上をコツコツと音を立てて歩くのがなんともいえません。
これがしたくて尾瀬に来たようなものです。
湖に映る山の姿、リスやテンの糞、緑の香りが充満する木々、見たこともない花や木の実、草原に不自然に伸びる3本杉、、、
木道の上を歩きながら移り変わる自然を楽しむことができるのはここ尾瀬沼ぐらいでしょう。
休憩しながらのんびり歩いても3時間ほどで一周できてしまいますので年配の方でも安心して行けるコースだと思います。
テント泊も山荘泊も可能!気になる値段は?
関東圏から来ると、大清水入口には昼頃についてしまうこともあります。
尾瀬沼につく頃には15:00時くらいになっているでしょう。
そこから尾瀬沼を一周して、大清水駐車場に戻るころにはすでに暗くなってしまっていることでしょう。
ゆっくりと尾瀬沼を堪能するためには一泊するのも良い選択です。
尾瀬沼の入口にある「尾瀬沼山荘」もしくはそこから20分ほど東に進んだところにある「尾瀬沼ヒュッテ」で泊まるのがベターです。
<宿泊料金>
※料金は施設間共通ですが人数によって異なります。
2人で2食つきなら11000円、素泊まりなら8000円ですが、4人なら2食つきで9000円、素泊まり6000円とお得になります。
テント泊は800円になります。
<営業時間>
営業時間は8:30~17:00まで
現地では携帯電話が圏外となっていることもありますので、泊まることが決まっている方はあらかじめ予約をした方が良いかと思います。
テント泊の人は注意!
私は9月頃に行ったのですが、夜の山の中はものすごく寒いです。夏用の寝袋では寒すぎて厚着して寝ました。
そして何より、テント泊の人は尾瀬沼ヒュッテで食事ができない!
宿泊客のみ食堂が使用できるとのことで、テント泊の方は使えないのだとか。
バイク旅初日で非常食を食べるはめになりました。
翌日、長沼休憩所まで行ってうどんを食べれたのは幸せでした。
また、早朝の尾瀬沼は霧がかっていて神秘的だったのは印象的でした。
水芭蕉の時期はいつ?尾瀬のどこでみれるの?
尾瀬国立公園といえば水芭蕉の花が美しいことでも有名です。
咲き乱れる水芭蕉をみるために訪れる方も多いでしょう。
水芭蕉は尾瀬ヶ原でも尾瀬沼でもどこでもみることができますが、標高に違いがあるため咲く時期に若干のずれがあります。
水芭蕉は尾瀬ヶ原では5月中旬頃から見られ始め、尾瀬沼では6月頃から見ることができます。6月下旬まで水芭蕉の姿をみることができるようです。
この時期は多くの観光客が訪れることが予想されますので、水芭蕉にはあまり興味のない方や混雑を避けたい方は5月・6月は避けた方が良いと思います。
まとめ
今回は尾瀬沼一周コースの紹介をしました。
尾瀬国立公園は一度にすべてを見て回ることはできませんので、関東圏から来る方はまずは尾瀬沼一周コースを堪能してみるのが良いかと思います。
朝早くこれれば日帰りも可能かもしれませんが、できればどこかで一泊する方が余裕を持って自然を堪能できるのでおすすめです。
尾瀬の自然は独特なものがありますので一度訪れてみてはいかがでしょうか。
以上、ナベトモでした。
したらな!
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