こんにちは、ナベトモです。
バイク旅で青森県に入ったら一度は見ておきたいなと思っていた遺跡がありました。
それが三内丸山遺跡です。(現在世界遺産の登録を目指しているようです)
三内丸山遺跡とは縄文時代に作られたとされる大規模な集落跡のことです。
縄文時代というと紀元前1万4000年~紀元前1000年頃のことです。想像できないくらい昔の話ですね。
私が三内丸山遺跡に行った当時に知っていたことと言えば巨大な柱が六本建ってるのがある所ってだけで、何の前知識もありませんでした。
そんな状態で行ったのにも関わらず驚きと興奮だらけでけっこう楽しめました。
様々な縄文土器や装飾具などの出土品の数々を見ていると
「むか~しのご先祖様たちはこんな生活をしていたのかぁ」
と感慨深くなります。
そこで今回は三内丸山遺跡について私の感想を交えてお話ししていきたいと思います。
- 三内丸山遺跡って何があるの?すごいの?
- 三内丸山遺跡に行ってみたいけどアクセスは?どうやっていけばいいの?
- 駐車場や入場料はいくらくらい?
- 所要時間はどれくらい?
って方は一読してみてもよいかと思います。
余談ですが、バイク旅の途中でYAMAHAのVマックスとかいうモンスターバイクに乗って旅をしている猛者がいるらしいと聞いていましたが、青森県の月見野森林公園キャンプ場で偶然出会いました。
月見野キャンプ場の常連らしきおっちゃんと3人で夜中にくだらない話をしたなぁ。
Vマックス、北海道を走るにはなかなかいいバイクだね。町乗りではただの暖房マシンと化しますがね。
三内丸山遺跡ってどんなのがあるの?何がすごいの?
三内丸山遺跡はかなり広いです。その中でも徒歩で歩ける範囲内に集落や墓、貯蔵蔵などを見て回ることができます。
歴史の教科書にも載っている掘立柱建物(ほりたてばしらたてもの)である高倉式倉庫、日本昔話や白川郷でみられる茅葺屋根を使った竪穴式住居(たてあなしきじゅうきょ)もみられます。
他にもお墓や盛り土があり、盛り土には長期間に渡って捨てられた土やゴミ、土器や土偶などの廃棄物が溜まっているのが確認できます。
中でも見所は六本の巨大掘立柱建物である六本柱建物!
誰がどんな目的で直径1メートルもの栗の巨木を等間隔に並べて立てたのかは謎が残っています。
巨大な倉庫が必要な訳でもあるまいし、人が住むには不便な高さです。
祭壇として使われていたのではないかという説もありますが、そうだとすれば紀元前数千年の時代にすでに人々の中に特別な文化が成立してたということも考えられます。
エジプトのピラミッドのように権力の誇示という目的もあったのかもしれません。
今の現代でもそうですが人は昔から権力の象徴として巨大な建造物を作ろうとします。もし、権力の象徴という意味で六本柱建物を建てたとするのであれば、有力な権力者がいたということになりますので、それはそれで一つの国家のようなものが出来上がっていたのではないかという想像もできます。
住居や墓、走行、道路などが計画的に配備されているところを見るとけっこうな権力者だったのではないかと思われます。
大型竪穴式住居も必見
こちらは幅10メートル、長さが32メートルにもなる家です。正直こんな広い家に一つの家族だけで住んでいるとは考えられませんので共同アパートみたいになっていたのかもしれません。もしくは、例の権力者が住んでいた家かもしれません。
内部の見学もちろん可能なのですが、実際に目の当たりにすると想像が次から次へと膨らんで当時の生活が鮮明に浮き彫りになって見えてくるような感覚がします。
三内丸山遺跡へのアクセスは?駐車場や入場料は?
<場所>
青森県青森市大字三内字丸山305
<開館時間>
AM9:00~PM5:00
AM9:00~PM6:00(GW、6/1~9/30のみ)
休館日 第4月曜日
<料金>
一般:410円
学生:200円
中学生以下:無料
(やっすいな!)
<駐車場>
無料
<アクセス>
一番近い最寄りの駅である新青森駅から歩いて約30分、もしくはバスで約20分(片道300円)ほどで行くことができます。
<所要時間>
あまり興味のない人でも1時間くらいで周れると思いますが、「昔の人すごい!」って感動しながら周ると2時間にもなります。
三内丸山遺跡でランチはできる?施設内にレストラン有り
お腹が空けばランチとして施設内のレストランを利用できます。
「れすとらん 五千年の星」では縄文人が食べていたと思われている食材を使用しています。
例えば、そふと栗夢(クリーム)320円、3種のきのこうどん(850円)、縄文すいとん鍋定食(1300円)などがあります。
施設内のレストランは若干高めな印象ですが、ここでしか食べられないような特別感がありインスタ映えする料理が食べられるかもしれません。
「三内丸山遺跡でランチできる?アクセスと駐車場も!行ってきた感想とかも」まとめ
三内丸山遺跡では教科書でみるような茅葺屋根の竪穴式住居(たてあなしきじゅうきょ)や巨大な栗の巨木でできた六本柱建物(ろっぽんばしらたてもの)をみることができます。
実際に目の当たりにするとその大きさがより実感でき、なぜこんなものを作ろうと思ったのかと謎と想像力のバトルが常に繰り広げられます。
写真でみるのと違って迫力がありますよ!
百聞は一見にしかずですので、歴史に興味のない方でも一度見に行ってみても良いかもしれません。
以上、なべともでした。
したらな!
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