こんにちは、ナベトモです。
風の強い日はバイクを走らせる気になかなかなりませんね。
そんな日は家でゆっくりとしているべきなんです。
そして風が強くなってきたなぁと思ってたら庭の方でガシャーン!という嫌な音が、、、。
そう、場合によっては強風でバイクが倒れることもあるのです。
ツーリング中に風が強くなってきて、パーキングエリアやお店の中に一時避難したはいいものの、駐車場の方でガシャーン!
ということもあります。
バイク旅をしていた私もテントの中でゆっくりしようと思っていた矢先に強風にあおられたバイクが転倒してしまった経験があります。
クラッチレバーは曲がるし、バイクカバーに穴は空くし、心は折れるしで良い事は何一つありません。
すぐに気づいて起こしてやれればいいけれど、気付かずにそのまま放置してしまうと車種によってはガソリン漏れが起きたり、タンク内のゴミがエンジンに入ったりし、最悪エンジンがかからなくなったりします。
そうならないよう、強風時に正しくバイクを停めて転倒を防ぎましょう。
この記事では
- 風の強い日のツーリング中にバイクを停める人
- ガレージのない自宅でバイクを停めている人
- とにかくバイクを倒したくない人
に向けて強風時のバイクの停め方のポイントを6つをお伝えしていきたいと思います。
バイクの転倒を防いで愛車を守っていきましょう。
1.バイクカバーを外す
バイクを停める時はバイクカバーを必ずかぶせているという方もいらっしゃると思います。
しかし、強風時はそのカバーがパラシュートの役目を果たしてしまい風によってバイクが飛ばされてしまいます。
風の強い日はたいてい雨も降っていたりすることもあるので、錆や腐食を懸念してカバーをつけたい気持ちも分かりますが、転倒を防ぐためにも外しておくのが良い選択となります。
どうしてもカバーをつけたいという方は、ザイルやビニールヒモ等で空気が中に入らないよう車体の下を数回通してぐるぐる巻きに締めてあげると倒れにくくなります。
私はバイク旅をしているとき濡れては困る荷物をけっこう載せていたので、カバーをつけてゴム紐でぐるぐる巻きにしていました。
それだけでもだいぶ安定性が増しました。
2.風向きに対して平行に停める
バイクが倒れるのは横から風が吹いてくるときです。
風向きが一定方向から来ることが分かっている場合は風向きに対して平行に停めて、バイクの横から風が当たらないようにすることで転倒を防ぐことができます。
サイドスタンドのないタイプのバイクに有効です。
3.風の吹いてくる方向と反対側にスタンドを出す
バイクの体重を支えてくれているのはスタンドです。
風がバイクの車体に当たることでスタンドにより負荷がかかりやすくなりますが、そのスタンドを信じましょう。
一見すると、スタンドを立てている方にバイクはすでに傾いているから風向きに対してスタンドを出してみたくもなりますが、それは間違いです。
もう一度いいますが、バイクの体重を支えてくれているのはスタンドです。
風が吹いてきたときにバイクの体重をしっかり支えてくれるものがなければばいくは簡単に倒れてしまいます。
風の吹いてくる方向と反対側にスタンドを出しましょう。
4.壁の近くに停める
壁ベタ付けして停めることで少なくとも壁側への転倒は防げます。
壁のおかげで強風にあおられるということもありません。
近くに壁がある場合はギリギリまで近くに行って停めさせてもらいましょう。
駐車場には壁がないことの方が多いので、壁があればラッキーぐらいに思っておいたほうがいいかもしれません。
5.ハンドルと支柱をヒモでくくりつける
支柱や柵など、ヒモがくくりつけられる所があればこれが一番確実に転倒を防げる方法となります。
その際、スタンドは支柱のある方向に出します。
そうすることによって風がどちら側から吹いても、スタンドでバイクを支えて支柱で反対側にバイクが倒れるのを防ぎます。
6.初めから倒しておく
バイクが転倒する際の衝撃によってバイクはダメージを負います。それ以上にメンタルにダメージを負います。
なのでバイクをあらかじめ倒しておくというのも一つの方法ではありますが、これは非推奨です。
冒頭でもお伝えしましたが、バイクを横にしたまま放置するのは車種によっては故障の原因になりますので控えたほうが良いでしょう。
まとめ
今回は強風時にバイクが転倒しないような停め方を6つ紹介しました。
- バイクカバーを外す
- 風向きに対して平行に停める
- 風の吹いてくる方向と反対側にスタンドを出す
- 壁の近くに停める
- ハンドルと支柱をヒモでくくりつける
- 初めから倒しておく
実際にバイクが転倒したときのショックは計り知れないものがありますので、この記事を呼んだみなさんはぜひ強風時にバイクが転倒しないようにしっかり対策をしてくださいね。
ちょっとした豆知識ですが、サイドスタンドを出す場合はニュートラルからファーストに入れておくとバイクが動きにくくなりますのであえてファーストに入れたままバイクを停車させるのも一つの手です。
以上、ナベトモでした。
したらな!
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