他のバイクと走行することになってしまった時の走り方や作法

旅の豆知識
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こんにちは、ナベトモです。

みなさんはバイクを走行中に他のバイクとばったり出くわして気まずいツーリング状態になったことはありませんか?

わたしは何度もあります。

天気の良い日にのんびりとバイクを走らせていると赤信号にひっかかります。すると、停車中の自動車を追い越してきたバイクたちが先頭に集まってくるのです。

そして青信号に変わりプチツーリング集団ができあがります。

その構成はというと、地元のスクーターおばちゃんから郵便局のおっちゃん、大学に行く途中らしき学生、ガチ装備のおっちゃんライダーなど様々です。

時に白バイも仲間に加わることもあります。

バイクは1人で走る分には自動車を運転するのと対して変わりませんが、バイクが集まると走り方に注意が必要となってきます。

そこで今回は他人とマスツーリング状態になってしまったときのマナーと走り方について話をしたいと思います。

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走り方は千鳥走行が基本

千鳥走行とは、千鳥足で左右に揺れているのを想像するように右と左に別れて走行することです。

もちろん並走はできませんので斜め前または斜め後ろを走る形になります。上空からみるとジグザグなフォーメーションになっています。

なぜこのような走行にすべきかというと、一直線になっているとサイドミラーに後続車が映らないからです。

後ろに誰もいないと思って減速したらバイクが真後ろについていたなんてことはあります。

前のバイクからも見える位置、後ろのバイクが見える位置で走行するように注意してみてください。

前のバイクが対側に移動したら自分は反対側へ移動します。

一直線にならないメリットは他にもあります。

後続車が自動車の場合、千鳥走行をしていれば無理な追い越しをされません。

バイク2,3台程度であれば直列に走っていると車が無理に追い越してくることもあります。そういう無理な追い越しを抑制するためにも千鳥走行で行くのが良いでしょう。

プチマスツーリングで注意すること

プチマスツーリング状態になっているときは以下の点に注意が必要です。

  1. 距離を保つ
  2. 信号で詰める
  3. 無理に追い越さない

それぞれ解説していきます。

1.距離を保つ

車の運転で車間距離を保つのと同じことですがバイクでも車間距離を保つ必要があります。

しかし、バイクの場合は車よりも機動性が高く車体も小さいためつい近づきすぎてしまうことがあります。

バイク同士といえども制動は車と同じですので車の運転と同じくらいの車間距離を開けておくことが望ましいです。

2.信号で詰める

走行中は千鳥走行ですが信号では2列になって距離を詰めます。

理由は単純に信号待ちの列を縮めるためです。車の渋滞解消にも貢献します。

青信号になったらまた千鳥走行になるよう速度を調整して走ります。

3.無理に追い越さない

他人とのツーリング状態の気まずさに耐えかねて速度を上げて無理に追い越そうとするのは事故の元となりますのでやめた方がいいです。

相手がスクーター1台とかであれば十分な安全確認をしてから追い越しても大丈夫ですが、数台並んでいるバイクをいっぺんに抜くのは注意が必要です。

安全に追い抜くためには、信号待ちの時に先頭にでるか、追い越し車線に移動して追い抜くのがいいです。

まとめ

今回は知らない人同士でも暗黙の了解として心得ておくべきツーリング作法をお伝えしました。

バイクで走行中に他人とプチツーリング状態になってしまったときは千鳥走行が基本です。

常に周りのバイクの位置が把握できるようにし、安全な距離を保つようにします。

信号では距離を詰めて信号の列を短縮させましょう。

気まずさに耐えられないときは信号待ちの時に前に出るか追い越し車線から安全に配慮して追い越していきます。

時には知らない人同士のプチツーリングを楽しんでみるのも良いでしょう。

白バイとツーリングしているときはいろんな意味でどきどきしてなかなか楽しいですよ。

以上、ナベトモでした。
したらな!

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