こんにちは、ナベトモです。
バイクで野宿をしながら旅をすることが小さい頃からの私の夢でした。
実際に行ってみると毎日が楽しくて最高の時間でした。
些細なイベントやいつも見ていたはずの空もすべてが新鮮に感じました。
きっと私みたいに旅に出たいと思っている人はたくさんいると思います。
しかし、野宿旅にせよバイク旅にせよ、気になるのはやっぱり生活面のことですね。
風呂はどうするのか?
トイレはどうしてるの?
洗濯とかどうするの?
携帯の充電はどこでするの?
など気になることはたくさんあると思います。
他にも、仕事は?収入は?出費は?食事は?雨の日は?事故に会ったら?警察に話を聞かれたら?、、、など不安要素は挙げればキリがないと思います。
でもはっきり言いましょう。
それらの疑問はすべて不安から来るものであり、旅に出たいと思っていても一生懸命出られない理由を探しては自分を説得させようとしているのです。
人は不安定で未知の世界には足を踏み入れないよう保身に走るようにできています。
私も出発するまでに様々な葛藤がありました。あまりにも不安が強くて吐き気がするほど悩みました。
最初の一歩はすごく重たかったのですが、いざ出発してみると坂道を転がるようにコロコロと進んでいきます。そして、毎日が充実した時間になりました。
私が感じていた不安のほとんどは杞憂にすぎませんでした。
話がそれてしまいましたね。
それでは実際に私がバイク旅をしていたときにどのように生活していたのか、その一部を説明していきたいと思います。
風呂は天然の露天風呂が最高
お風呂は正直いって毎日入るのは難しいです。もちろん温泉を探せばけっこうありますので行こうと思えば行けますが、それだけ走行距離も時間も増えてしまいます。
私は2日に1回の割合で以下のいずれかの方法をとって清拭をしていました。
・ウェットティッシュ(体拭き用)を使ってテントの中で拭く
・キャンプ場の洗い場でシャンプーをする
・地元の温泉につかる
・天然の露天風呂で汗を流す
ウェットティッシュでも体は十分すっきりしますが、頭が洗えないのが難点です。
そこでたまにキャンプ場の洗い場で頭を洗わせてもらってましたが誰も他に利用者がいない場合に限ります。また、水なのでけっこう寒いです。
地元の温泉につかる機会はほとんどありませんでしたが、キャンプ場ではなくパーキングエリアや道の駅で寝るときには地元の温泉を利用することもありました。やっぱり温泉はすっきりしますね。
だけどやっぱり天然の露天風呂が一番最高です。これにまさる贅沢はないと思います。
シャンプーなどは使用できないのですっきりはしないかもしれませんが、充実感と満足感は高級ホテルの露天風呂でも比べ物になりません。
他にも川で足を洗ったり、湧き水で頭を洗ったり、ペットボトルの水で頭を洗ったりとなにかと体を洗ったり、頭を洗ったりする手段はあるものです。
トイレはどこにでもあるけど最悪は、、、
トイレ事情は大事ですね。ただ、普通にバイクを走らせていればコンビニや飲食店がありますし、パーキングエリアや道の駅でもトイレはあるのでトイレで困ったことはなかったです。
テントを張る場所にはだいたいトイレがついているところを選びますし。
森の中などトイレのないところでテントを張ることもありますので、最悪の事態を想定して常にトイレットペーパーはザックに常備していました。結局使うことはありませんでしたが。
洗濯は基本的に手洗い
服はともかく下着や靴下は毎日取り換えたいところですね。しかし、毎日洗濯するようなことはちょっと難しいです。
コインランドリーもあちこちにありますが、洗って乾燥するまでの数時間は何もできないことになってしまい時間がもったいないです。
そこで私は洗濯は基本的にキャンプ場の洗い場で2~3日分を手洗いでしていました。洗剤ではなく石鹸でも十分洗えます。
テント近くの木と木の間にザイルを張り、そこにかけて乾かしていました。乾きにくいTシャツやタオルなどはバイクにくくりつけて走りながら乾かすこともできます。
携帯電話の充電はほとんどできないがお金で解決できる
携帯電話やスマートフォンの充電ができるところは野宿旅ではほとんどありませんでした。北海道で知らない人はいないほど有名な無料キャンプ場である東大沼キャンプ場では充電するところもありますが、これほど充実したキャンプ場は他にはないでしょう。
バイク旅では手回しラジオが有れば天気の情報や大雨強風情報、渋滞情報なども分かりますので携帯電話はほとんど使わないのでそこまで充電がなくなることはないのですが、それでも現在地を調べたりしているうちに少しずつ残量が減っていきました。
緊急時に備えて充電が切れないようにしておくことは大切です。
そこで私はコンビニで乾電池を使って携帯を充電できる携帯充電器を購入しました。電池と合わせて1000円しなかったと思います。
意外と充電するのに電池を消耗するようで2,3回充電したら電池がなくなりました。
長旅をするには携帯用充電器が一つあれば安心です。雨に濡れないように電子機器類はジップロックなどに入れておくといいです。
まとめ
バイク旅における生活面での不安を取り除くために今回は風呂、トイレ、洗濯、携帯の充電についてお話しました。
風呂に関しては、温泉や天然の露天風呂を利用したりキャンプ場の洗い場を使わせてもらったりしました。
トイレは基本的にどこのキャンプ場でも駐車場でもコンビニでもありますので困ることはありません。誰もいないような森の中ではどうするのか?そんなときに備えてトイレットペーパーを常に常備しておきましょう。
洗濯はなかなかできるところが限られてきますので、コインランドリーを見つけたら利用しても良いと思いますが、私は時間ロスがネックなので水道のあるところで靴下、シャツ、下着を洗ったりしました。
携帯の充電はできるところがほとんどありませんので、乾電池式の携帯充電器があると便利です。
バイク旅に出るにはいろいろ生活面での不安がありますが、日本はとても便利な国でして、温泉、コインランドリー、コンビニ、スーパーなどどこに行ってもたいていの生活は補えますし、必要な物は手に入ります。
日本においては比較的安心して旅ができますね。
以上、ナベトモでした。
したらな!
コメント