初心者がバイクツーリングで急カーブをうまく曲がるコツ3つ

旅の豆知識
スポンサーリンク

こんにちは、ナベトモです。

バイクでツーリングをするのが気持ちい季節になってきました。

ツーリングで行くところといえばやっぱり景色の良いところに行きたいですね。

そうすると外せないのが山です。山からの景色は最高ですし、紅葉の季節では山全体が美しい色合いを出してくれます。

しかし、山道はカーブが多いです。特にヘアピンカーブはライダーにとってスリリングな場所でもありますが転倒リスクもあり危険な場所でもあります。曲がり切れなくて対向車と衝突事故を起こすこともあります。

ある日、私は荷台に荷物を多く載せていたため減速が不十分のままカーブに差し掛かったことがありますが、曲がり切れずに対向車線の路肩まで大きくはみ出してしまったことがあります。運よく対向車がいなかったため事故にはなりませんでしたが非常に恐い思いをしました。

事故を起こさないようにしっかりとカーブの曲がり方を覚える必要があります。

そこで今回はバイク初心者が上手にカーブを曲がるコツをお伝えしていきたいと思います。

例え初心者でなくても、カーブがちょっと苦手だと思う人もこの記事を読んで改めて理解してもらえれば安心です。

ぜひ最後まで記事を読んで安全にカーブを曲がるコツを覚えていただければと思います。

スポンサーリンク

十分に減速してシフトダウンしてからカーブをむかえる

カーブに差し掛かるときにブレーキをかけては手遅れです。少なくともカーブが50m以上離れているところからブレーキをかける必要があります

急カーブが予想されるような山道ではシフトダウンも同時に行います。

バイクを倒せる角度には限界があるため、減速しないままカーブに差し掛かるとレーサー並みにバイクを傾けなければ曲がり切れません。

初心者でない方でも鋭角にバイクを倒すのは困難です。

事前にしっかり減速し、シフトダウンすることでバイクの傾きが弱くても曲がりきることができるようになります。

カーブに差し掛かったらブレーキを解除し、バイクを倒します。

カーブの真ん中を越える直前にアクセルを回してバイクを起こします。アクセルが回れば自動でバイクは起きてきます。

もし仮に事前に減速せずカーブ手前でブレーキをかけた場合、つまりブレーキをかけながらカーブを曲がることになるのですが、これではバイクは倒れません。

慣性の法則があるからです。

車に乗っているときに急ブレーキをかけたら体はぐんっと前のめりになりますよね。カーブに入る直前でブレーキをかけてしまうと、バイクとライダーは直進方向に向かう力が働き、曲がる方向にバイクが倒れないためカーブが曲がり切れないということが起きてしまいます。

バイクが倒れないとなると、ハンドルを思いっきりきってしまいますね。そうすると遠心力で余計にバイクは外側に倒れようとしてしまいます。

カーブを曲がるときはしっかりと減速し、シフトダウンしてからむかえていきましょう。その際、急にスピードを落として後続車に衝突しないよう注意しながら減速する必要があります。

また、シフトダウンしてエンジンブレーキで減速するのも有効です。

アウトラインからインラインへ曲がっていく

ゆるやかなカーブでも急なカーブでも同じですが、外側から入り内側に抜けるが基本です。

内側からカーブに入ると鋭角になってしまい曲がり切れない恐れがあります。その場合、対向車線にはみだしてしまう恐れがありますので、余裕を持って外側のアウトラインからインラインに向かってバイクを走らせていく必要があります。

体を進行方向に傾ける

カーブを曲がるときはしっかり体とバイクを倒す必要があります。そうすることでバイクはカーブを曲がることができます。

バイクは自動車とは異なりハンドル操作だけで曲がるのは困難です。それは、さきほどお伝えしたように曲がろうとすると外側に向かって遠心力がかかってくるからです。

最初のうちはバイクを倒すのは恐いと思うかもしれませんが、走っているバイクは斜めに傾いてもそう簡単には倒れません。むしろ、転倒しやすいのはスピードの出ていない発進と停止の時です。

体を傾けるためには、進行方向に向かって重心をずらしていきます。椅子に座っているときに右に重心をかけたり、左に重心をかけたりするのと似た動きをします。

そして、顔と視線をしっかりと進行方向に向けます。そうすると重心移動がしやすくなりバイクが自然と倒れてくれます。

そして、膝をしめてしっかりホールドします。これをニーグリップといいます。

カーブ中は遠心力につられて膝が外側に放り出されてやすくなります。そうするとバイクが不安定になり倒れにくくなってしまいます。

ニーグリップは普段とは異なる筋肉を使いますので、ツーリング回数を増やしていくことで鍛えていきましょう。

ニーグリップを強化することでよりバイクとの一体感が生まれ、思い通りにバイクが倒れてくれるようになるとカーブがうまく曲がれるようになってきます。

まとめ

今回はバイクで急カーブを曲がるコツについてお伝えしました。要点として

  • 事前に減速し、シフトダウンすること
  • アウトラインからインラインに向かって走行すること
  • 進行方向に向かってバイクを倒すこと

をあげました。これらを意識することで徐々にバイクの挙動に慣れてくるかと思います。

皆さんもこれらのことを意識しながらバイクツーリングを楽しんでください。

慣れてくればコーナリングがきっと楽しくなってきます。

以上、なべともでした。

したらな!

コメント

タイトルとURLをコピーしました