こんにちは、ナベトモです。
今回は私がバイク旅をしていてたどりついたキャンプ場について紹介記事を書いて行きたいと思います。
山形県西川町にある大沼キャンプ場です。
尾瀬国立公園から白神山地へ移動する途中の休憩ポイントとして利用しました。
「大沼キャンプ場」と検索すると北海道の「東大沼キャンプ場」がずらっと検索結果に出てきてしまうほど影の薄い山形県の大沼キャンプ場です。
大沼キャンプ場について検索する場合は「山形」「大沼キャンプ場」の2語が必要になります。
私も北海道の東大沼キャンプ場にはお世話になっています。居心地が良すぎて長居をしてしまった経験があります。
対して、大沼キャンプ場はうっそうとした山の中にあるキャンプ場です。
- ちょっと大沼キャンプ場が気になっている
- 快適なキャンプよりワイルドなキャンプがしたい
- 肝試しができるキャンプ場を探している
- テント泊はどんな感じ
- 設備は整っているのか
- 焚き火はできるのか
- 家族で楽しめるか
など、ちょっと気になっている方の参考になれればと思います。
大沼キャンプ場へのアクセスは?
<住所>〒990-0713 山形県西村山郡西川町沼山
月山朝日観光協会:0237-74-4119
山形自動車道西川インターより車で10分
<営業期間>6月1日~10月31日
(ボソッと、実際はこの期間以外でも利用は可能です。)
<使用料>無料
サイトの近くまで行くには車かバイクが必要になりますが、サイトの中は道がダートですのでオンロードバイクはけっこう危ないです。低速で慎重に入りましょう。
一番近くのコンビニまで5kmほどありますので行く前に必要な食料品は準備しておいたほうが良さそうです。
念のため火を起こさなくても食べられるものも用意しておいたほうが良いかもしれません。
実際にテント泊してみた感じ
私が大沼キャンプ場についたのは夕方でした。
第一印象は「静か」でした。
自然の山の中だから静かで当たり前なのですが、落ち着かない静けさでした。
だって、「熊出没注意」とかでかでかと注意書きがされているんだもの
そりゃ落ち着きませんよ。
それに、熊以外のいろんな動物の縄張りに入っているような感覚もしました。
獣よけ用に鈴やラジオなど音の出るものを準備しておいたほうが良さそうです。
近くに人のいる気配もありませんので、万が一事故が起きたときには誰も助けに来てくれなさそうな印象です。
近くには大きな池があって釣りに良さそうな場所ですが、釣りをするのは有料だそうです。
設備は整っているか?
あるものといえば炊事場とトイレぐらいです。必要最小限の設備といったところでしょうか。
キャンプ場はけっこう水場やトイレなど電気がついていてくれているところが多いのですが、ここは無料キャンプ場だけあって電灯がありません。
中もあまり管理が行き届いている感じはありませんでした。
炊事場の水道をひねると茶色い水がドバ―っと出てきました。
そういう場合はしばらく使われていない証拠ですのでしばらくの間水を流しっぱなしにしてきれいな水が出るのを待ちましょう。
結局恐くて水は使いませんでしたが。
トイレはぼっとんで電気がなく、夕方でも暗くて懐中電灯が必要でした。
結局ここには入ってはいけない気配がして恐くて使いませんでしたが。
炊事場には薪をくべて火をおこすスペースはいくつかありました。
あまり外に長居をしたくなかったので結局使いませんでしたが。
外での焚き火は禁止されているようですので、調理はこの炊事場でしたほうがいいかもしれません。
まわりを散策してみましたが池と小さい祠(ほこら)のようなものくらいしかありませんでした。
ワイルドなキャンプ場?肝試しには持って来いかも
テントを張るとき、大きなスズメバチがずっと後をついてきたり、やぶ蚊の大群に襲われたりしけっこう苦労しました。
夜、それはそれはなかなか寝付けませんでした。
がさがさと獣の動き回る音がしたり、近づいてきては離れたり、獣と獣がうなり合ったり、「ぎゃーっ」と聞いたことのない声で鳴く獣がいたりと、真っ暗な闇の中で獣たちの音だけが静かな森の中に響いていました。
威嚇してる獣のうちの一体が猫だったことが唯一癒されました。
周りが明るくなってきたと同時にテントを飛び出しましたが即行でやぶ蚊の大群に襲われました。ヘルメットをかぶりながらテントをたたんで大急ぎで脱出しました。
ワイルドの方向が違うかもしれませんが、正直いってキャンプ場としてリラックスできるような環境ではありませんので、本当の意味での森の恐怖を知るには持って来いの場所だと思います。
家族でわいわいと楽しめるような環境ではないですが、本気の肝試しにはいいかもしれません。獣が出没するので推奨はしませんが。
まとめ
総合的に評価すると、山形の大沼キャンプ場はなんか恐い!
雨音を大量のネズミの群れと勘違いして怯えていた夜を除けば、バイク旅であちこち野宿をしてきた中でここが一番恐かったです。
必要最小限の設備はあるし、無料でテントが張れる貴重な場所でもあるし、休憩ポイントとしてもちょうどいいい場所にあるけれども、時間的に余裕があるのであればここは通り過ぎて行ってもいいかもしれません。
以上、ナベトモでした。
したらな!
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